もうひとつの仮想通貨、マイレージプログラム

これまでの人生で
幸いにも僕は後悔というものを
あまりしたことはない。

その数少ない
後悔の経験のひとつに

「クレジットカードで
マイレージを効率良く貯める対策が遅れた」

というものがある。

多くの方がご存知だと思うが
ほとんどの航空会社では
マイレージプログラムという
ポイントシステムを採用しており、
獲得した「マイレージ」を航空券に
変換することができる。

例えば
僕がもっともよく使っている
香港キャセイパシフィック航空も
フライトを利用するとその飛行距離に
応じたマイレージが貯まる。

香港から東京までの
距離は1,841マイルなので、
香港-東京の往復チケットを購入すると
3,682(1,841 X 2)ポイント貯まる。

一方、
30,000ポイント貯まると
香港から東京までの
エコノミークラスの
往復チケットに変えられるので、
香港と東京を約8往復する毎に1度
同じ路線を無料で利用できる計算になる。

このマイレージポイント、
一般に浸透してくるほどに
一部のクレジットカード会社が
航空会社と提携するようになった。

クレジットカード会社としては
航空会社と提携することにより
マイレージポイントを貯めたい層を
顧客として新たに取り込めるわけである。

こうして
クレジットカードを使用すると
その金額に応じて
航空会社のマイレージが貯まる
仕組みができあがった。

今では、

「デルタスカイマイルアメックスカード」

「マイレージプラスセゾンカード」

「ANAJCBカードプレミアム」

等々、様々な提携クレジットカードが発行されている。

私が現在メインで
使っているクレジットカードは

「Cathay Pacific AMEX Card(キャセイパシフィックアメックスカード)」

というカードである。

このクレジットカードは

・香港での消費HKD6(JPY80)につき1マイル
・海外での消費HKD6(JPY80)につき1.5マイル

のポイントが貯まる。

私は現在、会社の経費や
出張費用、生活費、娯楽費に至るまで
できるかぎりこのクレジットカードで支払っている。

毎月40万円程度の使用があり、
5,000~6,000ポイント/月は獲得している。

これだけでも5~6ヶ月に1度は
東京-香港を往復できる計算になる。

だが、僕がこのことに
気づいたのはわずか1年前。

いや実を言うと、
知ってはいたが着手をせずに
ずるずると放ったらかしにしていた。

自分で開業して
会社の経費などの支出ベースが
増えはじめたのは約8年前。

実に7年間、
単純計算で東京香港10往復以上の
航空券を捨てていたということになる。。

なんとも勿体ない話だ。

また、僕の顧客には
こうしたマイル提携カードで
長期積立ファンドの積立金を
支払っている人も少なくない。

これなどは消費で
使ってしまうことなく、
運用をしながらマイルも貯まるという
一挙両得の方法である。

「マイル提携カードの有効活用」

これだけは絶対に早く知り、
早く始めるに越したことはない。

マイレージプログラム。

1981年に
アメリカン航空が始めた
この手法が大きな成功をおさめ、
航空各社がこぞって導入した。

最初は
航空券の利用にのみ
適用されるサービスだったが、
今では上記のクレジットカードをはじめホテル、
レンタカーから銀行などの金融業者、
携帯電話までマイレージと提携した
サービスや特典が数えきれないほどある。

今やマイレージプログラムを
有効に利用するいうことは
より多くのキャッシュを手にするのと
同様の意味合いがあると言っても過言ではない。

まさにもうひとつの「仮想通貨」

しかも各社が
マイレージサービスの質を過剰に競った結果、
一部の格安航空券で非常に多くのポイントが貯まったり、
航空券やホテルを予約する際に通常の何倍ものポイントが貯まったり、
納◯でマイルが貯まる方法、など様々な裏技的な方法が生まれ、
当の航空会社自体も内容の把握ができていないほどである。

また、
ポイントの交換のやり方によっては
実質20万円程度で世界を一周できる、
というようにその利用価値を何倍にも
膨らませることも可能だ。

そんなマイレージを
有効活用の仕方を徹底的に
学べるセミナーが
1月11日(日)と1月12日(月)、
東京と名古屋で行なわれる。

「マイレージ錬金術」

1月11日(日)東京会場
1月12日(月)名古屋会場

http://a.flplanner.com/link.php?i=540faebf1b4fb&m=54794a96f2fc0&guid=ON

講師の木村直樹さんとは昨年3月、
フィリピンのセブ・ボホール視察の際に
会ったことがある。

そのときに
彼のマイレージに
関する知識に少し触れたが、
立ち話程度の会話の中でも
いくつも自分の知らなかったお得な
ノウハウがあり、驚いたことを覚えている。

彼は各航空会社が発行している
マイレージプログラムに関する規約を
一字一句読み込んでおり、
その中から有利に利用できる部分を
緻密に組み立てて体系化しているのだ。

これを一から
個人的におこなえば
膨大な時間がかかるはずだ。

僕自身が、

「もっと早く始めていれば。。」

と後悔したマイレージの有効活用。

興味があれば聴いてみると良いだろう。

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投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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