変幻自在のエンジニア、平城寿(1)

「僕のパートナーを紹介します」

と、真田孔明が彼を引き合わせたのは2010年秋の香港。

”なるほど。技術者っぽい。
だけど意外にデカいな。。”

というのが第一印象。

メガネの奥に聡明そうな目を携えた
180cm近い上背の男が道の向かいに立っていた。

それまでの人生で
技術系の人とあまり縁のなかった僕は
システムエンジニア(SE)という人たちに対して
勝手に小柄なイメージを抱いていたのだ。

それが20万人以上の登録者を誇る
在宅ワークのポータルサイト

「@SOHO」(http://www.atsoho.com

の創設者、平城寿との出会い。

主に国内で
フリーランスのエンジニアとして
活動していた彼は香港に
はじめて訪れたと言っていた。

その後、
会社員を辞めた真田孔明と
タッグを組んで行動する彼の姿を
頻繁に目にするようになる。

ブログやFacebookにアップされる
東南アジアやアメリカ、東ヨーロッパ、
北極などへの投資視察旅行の様子。

その画像にはいつも彼が
アップルのノートブックパソコン
「Mac Book Air」に向かって
仕事をしているシーンが写し出されていた。

忙しいエンジニアの
仕事を続けながら世界を旅していたのだ。

逆に言えば
パソコンで多くの仕事が完結するSEは
ノートブックやスマホなどの通信機器が
あればどこでも仕事ができる。

いわゆるノマドワークが可能なのである。

しかし
それをスムーズに実行するために
多国間を移動しながらも
常に確保しなければならないのが
インターネット回線へのアクセスだ。

国を移動する度に
データ通信のできる携帯SIMを調達し、
過酷な北極にいても何とかして
ネットに接続しておかなければならない。

様々な試行錯誤の結果、
いつ何時世界のどこにいても仕事ができる

「海外ノマド」

というワークスタイルを確立する。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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