投げる新聞社オーナー 垂石洋昌(4)

香港の日本人向け週刊新聞

「Pocket Page Weekly(PPW)」

の創業者オーナー、垂石洋昌。

中国、香港という
異国の地で自分の事業を立ち上げ、
度重なる危機を乗り越えながら15年間
生き残ってきた文字通りのサバイバー。

デキる男か?

と問われれば返答に苦しむ。

10数年来の友人で
開業してから5年間は上海事務所を
シェアしたりして近くにいることが多かった
僕の目からみると実務能力は決して高くない。

経営者らしく
どんどんアイデアを出して
陣頭指揮を取るようなイメージもない。

ただ、苦境に陥るたびに
いつも優秀で献身的な部下たちが
八面六臂の活躍をして危機を乗り越える。

彼を見ているといつも、
自分が将軍になるとダメだが
なぜか優秀な将軍たちの上に立っている、

「項羽と劉邦」

の劉邦(中国王朝、漢の高祖)を思い出す。

人望のある男なのだ。

そのうえ大酒飲み。

どの街にいても、
食事や飲み会の誘いの声が
ひっきりなしにかかる。

140724taruishi

特にアジアの交差点的な
位置にある香港は顧客や友人の往来が多く、
毎日のように人と飲んでいる。

ところが最近では
会社での自分の仕事もなく、
完全なオーナーと化している手前
会社の接待交際費は使いにくい。

夥しい数の飲み代を
自分のポケットから出すのもイタいし、
毎度毎度違う店で飲み食いするのも疲れてきた。

家に人を招くような形で
気楽に飲める場所が欲しいと考えた彼は
同郷の名物ママと一緒に小料理屋を開店した。

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投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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投げる新聞社オーナー 垂石洋昌(4)」への1件のフィードバック

  1. 富山

    垂さん元気だったんですね!このお店に関わっていたとはびっくりです。風をきって歩く、そんな漢のイメージにピッタリです。

    返信

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