年長者受難の時代?(1)

年長者の優位性。

我々がまだ社会の新人だった頃、
それは厳然と存在していたように思える。

先輩や上司は平均的に明らかに
新人の自分たちより実力があり、
収入も高かった。

知恵やスキルは
そういう年長者から口伝えで
実地に伝えられていたものだ。

ところが最近は
その差が無くなってきているようだ。

若い人間が自分で
ビジネスを運営して数千万円や
億単位の収入を得ているようなケースが
僕の周りには少なくない。

知識や応用力も豊かで
より長い人生を送ってきた年長者と
遜色ないどころかより多くのものを
持っている人も多い。

そういう風潮が始まったのはいつか?

自分の中でははっきりしている。

1990年代半ばに
インターネットが爆発的に普及した時期。

情報テクノロジーの急速な発達。

パソコンを持っていれば
誰もが同じ情報にアクセス
できるようになったとき。

それが境になっている。

以前は存在した年長者が
優れていて若年者が未熟だった
原因の多くが情報量の違いだったのだ。

10代後半から上の
成長した人間が同じ量の情報に
アクセスすることができれば、
その人が本来が持っている能力によって
結果の優劣が決まってくる。

そこには年齢の差など
ほとんど関係がなくなるようだ。

口頭かもしくは
本や放送などのメディアを
通してしか伝わらない時代は
情報の伝達速度が遅かった。

情報は1人の人間の中に
長い時間をかけてゆっくりと
蓄積していったわけだ。

年長者は年下の人に
自分の知っていることを
少しずつ分け与えることもできたし、
都合に合わせて隠すこともできた。

気に入った人間には
多くの情報を渡すことも、
嫌いな人間には何も教えないこともできた。

若い人間は情報を
分けてもらうために年長者を敬い、
好きになってもらえる努力をした。

情報テクノロジーが
その必要を失くしたのかもしれない。

今は年長者には受難の時代なのか?

いや、決してそうではないし、
そう考えてはいけない。

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投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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