賃貸ビジネス革命「airbnb(エアビーエヌビー)」(3)

airbnbに掲載できるのは
必ずしも自分が住んでいる
部屋の一室である必要はなく、
自分が所有している空き家や
空き部屋であっても良い。

アパート経営をしていて
空室が出たときなどはその部屋を
airbnbに出してみるということも可能だ。

ちなみに
「ベットと朝食」とは言っても
朝食を提供するかどうかは
オーナーが自由に選べるらしい。

余計なサービスを省いて
部屋だけを提供すればあとは
オーナーと宿泊者の間で鍵の
受け渡しさえできれば良い。

1泊ずつ清算できるので、
上手く宿泊者を集めることができれば
月払いの家賃よりも収益が出る可能性もある。

これら、
存在しているだけでは
何も生まない空室を、
それを宿泊先として求める利用者に
簡単に提供できるようにしたairbnbの功績は大きい。

ただ、
ごく少ないとはいえ、
部屋の備品が盗まれたり、壊されたり、
はたまた部屋を乱交パーティや
売春宿代わりに使われたり、
というトラブルもあるようだ。

これは
オーナー側が困る件だが、
宿泊者側からもロケーションや
宿泊施設の品質がサイトに
掲載されたものと全然違った、
というようなクレームのあるらしい。

これらのトラブルに関して
当初airbnbはノータッチの姿勢であったが、
2014年10月からは最大8,000万円までの
補償をすることになっている。

とはいえ、
国の規制外のところで
おこなわれているということは
オーナーも宿泊者もしっかり自覚して
自己責任で利用するべきである。

具体的にはオーナー側は
Airbnbがユーザー登録をする際に
利用者に求めているパスポート認証、
メール認証、電話認証、SNS認証を
宿泊する人がきちんとおこなっているかチェックする。

宿泊者側は宿泊先の評価や
レビューなどをチェックする、などである。

この新しい
ウェブサービスについて考えたとき、
はるか昔子供から大人になるときに言われた

「自由には責任がついてまわる」

という言葉がに頭に浮かんだのである。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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