賃貸ビジネス革命「airbnb(エアビーエヌビー)」(1)

「airbnb(エアービーエヌビー)」

というウェブサービスが、
現在ホテル業界や不動産業界を巻き込んで
旋風を巻き起こしている。

bnbは「Bed and Breakfast」で、
見ず知らずの一般人の家に宿泊費を支払って泊まり
ベッドと朝食の供給を受けるという意味である。

従来から
語学留学などで料金を支払って
現地の人の家に宿泊する
ホームステイというサービスは有名だが、
bnbはその短期宿泊版だと考えて良いだろう。

欧米では一軒家の
広い家に住んでいる人は多い。

子供が成人して独立したり、
連れ合いに先立たれたりして広い家の
多くの部屋をもてあますことも少なくない。

そうした
部屋を有料で貸し出したい
というオーナー側の事情があり、
また特に若い旅行者の間には
ホテルとは違った環境に泊まりたいとか
現地に住む人と交流をしたいという需要もある。

そうしたCtoCのニーズを
うまく結びつけたサービスと言えるだろう。

airbnbは
そうした部屋を宿泊施設として
貸し出したいオーナーと
ユーザーの旅行者をインターネット上で
結びつけるマッチングサイトとして
2008年にカリフォルニアで立ち上げられた。

airbnb
https://ja.airbnb.com

サイトでは国・地域別に
bnbサービスを提供している宿泊施設が
検索できるようになっており、
ユーザーがサイトを通じて取引が成立すると
運営者のairbnbに6%から12%の手数料収入が入る。

このサイトが
もの凄い勢いで成長していて、
現在190カ国34,000の街の宿泊施設の
情報がアップされており、
合計の掲載数は80万件を超える。

世界チェーンのホテルとして有名な、
ヒルトン、マリオット、
インターコンチネンタルなどが
だいたい60万から70万部屋を所有しているので
発足からわずか7年でこれらのホテルの
部屋数を超えることになったわけだ。

またairbnbの
2015年2月時点での
資産価値は2.4兆円にも達し、
企業の価値という点でも
まもなくこうした有名ホテルチェーンを
凌駕すると予想されている。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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