英語をマスターして四半世紀の今日(2)

巷(ちまた)に溢れている
英会話教室やCD付きの教材の
ほぼすべてが英米豪などの
ネイティブスピーカーの話す英語を聞き取り、
彼らのような発音で流暢に話すという
ゴールを目指すことを前提に作られている。

ところが流暢で早口の
ネイティブスピーカーの話す英語を
理解するのはかなりハードルが高い。

そのハードルを
越えられなくて英語の習得に
挫折してしまう人は実際とても多いはずだ。

僕自身、
英語を話せるように
なってから20年以上が経ち、
これまで数え切れないほどの
会話を英語でおこない、
数々の重要な問題解決をしてきた。

だが、
今でもネイティブの人と話すときは
ところどころ聞き取れないことがあり、
もう一度言ってもらうように頼むことがある。

英会話の初心者が
最初からネイティブの英語に触れて

「わかるはずがない」

とさえ思う。

英語はイギリスが発祥だから
イギリス人の話す英語が本物の英語
ということなるだろう。

そしてその昔、
イギリスから移り住んだ人々が
作った国であるアメリカ、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダ(ケベックを除く)辺りが
いわゆるネィティブと呼ばれる
英語を話す地域と言って良いだろう。

ネイティブの英語を話す人口は
ざっくりと4億人程度といったところだろうか?

ところが英語は
日本を含むほとんどの国の学校教育に
取り入れらるほど広く普及しているので、
英語にまったく触れずに一生を終える人は
おそらく文明と断絶した未開の地の
部族などごくわずかにしかいないはずだ。

地球の人口は約60億人。

つまり英語に触れる人の中で
ネイティブスピーカーが10%以下であるのは
間違いないことだろう。

僕自身の肌感覚も
だいたい同じようなもので
これまで英語で会話をした人の
9割はネイティヴ以外の人、
つまり母国語が別にあって
後天的に英語を習得した人である。

ネイティブの英語を
聞く機会は本当に少ない。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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