外国人のオーストラリア不動産の購入

オーストラリアの住居用不動産は近年、
500万豪ドル(約4億5000万円※)以上を
投資すれば永住権を獲得できる

「上級投資家ビザ (SIV- Siginificant Investor Visa)」

により、
西側の民主主義国家の居住権を求める
中国人富裕層が殺到するなどの影響で
ここ数年急激に不動産価格が上昇している。

この空気から
オーストラリアの不動産は万人に
開かれている、という印象を受けがちだが、
実は外国人、長期滞在ビザを持っている外国人、
オーストラリア人及び永住者の間で
購入条件が大きく異なっているのである。

まず、
オーストラリア人及び
永住権ビザを持っている外国人は
土地、戸建住宅、新築区分マンション、
中古の不動産物件等、
すべての物件を購入して居住したり、
賃貸経営をおこなうことができる。

一方、
長期滞在ビザを持っていない外国人が
オーストラリアの不動産物件を購入する場合
以下の制限がある。

【新築物件】

長期ビザを持たない
外国人も新築物件を購入することが可能、
それを賃貸に出すことも可能である。

しかしオーナー側ではその新築物件の
50%までしか外国人に割り当ててはいけない、
という制限がある。

つまり例えば
100ユニットの新築マンションの場合、
長期ビザなしの外国人に
販売できるのは50ユニットで
残りの50ユニットはそれ以外の人に
割り当てる必要がある。

【土地の購入】

長期ビザを持たない
外国人も住宅を建てる目的で
土地を購入することが可能。

ただしその場合は
土地購入の所有権移転の日から
1年以内に建築を着工する必要がある。

【中古物件の購入】

長期ビザを持たない
外国人は一部のリゾートエリア(ITR)を
除いては中古物件を取得することはできない。

ITR(Integrated Tourism Resort)とは
政府から総合観光リゾートの指定を
受けている住宅エリア。

つまりこのエリアであれば、
外国人が中古物件を取得して
それをまた別の外国人に販売することができる、
ということになる。

逆にこのエリア以外だと外国人が
新築物件を取得して転売する場合は
売り先は現地人か永住者に限定される。

長期滞在ビザ
(就労ビザ、学生ビザ、退職者ビザ)
を保有している外国人の場合は、
すべての新築物件を購入することができ、
中古物件に関しては、

「自分が居住するために必要な物件」

に限って申請のうえ、
取得が認められるということになっている。

ただ、
そうして取得した中古物件は
滞在ビザの期限が切れて無効になったときに
速やかに売却すること、あるいは
その物件で賃貸経営を行ってはならない
という規定がある。

そして上記の中でも
学生ビザ保持者の場合は、
取得できる中古物件はAUD300,000以下で
なければならないという規定がある。

以上のことは
FIRB(外資審議会)という機関で
厳しく管理されていて、
もし違反などが発覚した場合は
高額のペナルティが課されたり、
将来のオーストラリアへの入国許可に
悪影響が出る場合がある。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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