百花繚乱。当世通信事情

通信手段が花盛り。

顧客からスタッフから友人から、
毎日実に多くのメッセージを受け取る。

数量にすると大体1日に
200から300通と言ったところだ。

その中の7割方は
スタッフが顧客と直接やり取りしている
メールのCCなので目を通すだけで良いのだが、
3割ぐらいは返信する必要がある。

大体50通/日ぐらいだろうか。

ただ、
それがすべてメールで
来るのならばそれほどの
負担にはならないのだが、
最近は通信手段が多様化していて
実にいろいろなツール経由で
連絡が来るのでなかなか厄介である。

スマホが普及すると
同時に急速に普及した
インスタントメッセージアプリ。

便利なものであるのは
間違いがないのだが
有名なものが何種類かあり、
地域によって主流となっている
アプリが違うという難点がある。

日本に住んでいる人は
だいたいLINEを使っているが
中国本土でもっとも使われているのは
WeChat(微信)である。

LINEは中国本土では
基本的に当局にブロックされていて
普通の方法では送受信をすることができないので
本土でLINEを使っている人はほとんど皆無。

中国本土にいる
顧客や家族とはWeChatで
やり取りをしている。

香港に住んでいても
あまり香港から動かない日本人は
だいたいLINEを使っているが、
香港に住んでいる日本人でも
大陸と行き来をしている人は
WeChatを使っている人が多い。

従って、
香港で動いてくれている
スタッフとはメール以外では
LINEでのやり取りになるが、
少しでも中国本土のビジネスにからんでいる
パートナーはWeChatからメッセージが飛んでくる。

同じ日本人でも
ここに傾向の違いが出てくる。

香港では
すべてのアプリが使えるので
人によってメインで使っている
メッセージアプリは違っているが、
香港現地の人はWhatAppを使っている人が多い。

香港の取引先や
HSBC香港の担当者と
やり取りをするときは
だいたいWhatAppになる。

Facebookで繋がっている人は
Facebookメッセージ(Messenger)から
連絡が来ることも少なくない。

少し前までは挨拶や
待ち合わせの打ち合わせなど
割と軽いメッセージが多かったが、
使いなれた人が多くなったからか
最近ではサービスの申し込みも
Facebookを通じて来るように
なっているので侮れない。

さて、
知り合って間もない場合、
あるいは以前に名刺交換だけをした
間柄の人からSMS(ショートメッセージ)が
届くこともある。

名刺にはメールアドレスと
携帯電話番号しか載せていないからだ。

Skypeのチャットで
メッセージを送ってくる人もいる。

Skypeは面談や相談で
使うことが多いので繋ぐ時間を
約束して使うことが多いが、
それ以外にメッセージの
伝達手段として使ってくるケースもある。

それぞれ好みの
メッセージツールは違うが、
だいたい同じ人は同じツールから
連絡を取ってくるものだ。

量でランキングをつけると、

メール>LINE>WeChat>Facebook>Skype>WhatApp>SMS

と言ったところだろうか?

インターネットが
つながっていればSMS以外のツールを
無料で利用することができるので
最近はめっきり少なくなったが、
国際電話がかかってくることもある。

無料のツールを使わずに
国際電話をかけてくるのは
だいたい50歳代以上の人である。

この層の若いときは
もちろん電話しかなかったからだろうか?

あるいは肉声での
コミュニケーションがやはり
安心できるのだろうか?

メッセージアプリが
どれだけ使用されているかという
バロメータに月間アクティブユーザー数
というものがある。

これで見ると、
2015年の夏頃の数字で、

アメリカ発のWhatsAppが約8億人、

中国発のWeChatが約6億人、

日本発のLINEが約2億人、

ということらしい。

体感のイメージとは結構違うものである。

ちなみに個人的には
Eメールを優先して返信するようにしている。

後から検索しやすいし、
ビジネスに使うのはやはりメールが便利、
朝一番い事務所に行ってすることが
メールのチェックと返信である。

もし私からの返事を
なるべく早く欲しい場合は
メールで連絡をいただけるのがベストだ。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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