過信と慢心が生んだ健康後退

2015年6月30日。

日本で人間ドック(Body Check)に行った。

場所は前回と同じ、

「PL東京健康管理センター」
http://www.pl-tokyo-kenkan.gr.jp/medical_checkup/

僕が会社員時代によく使っていた場所だ。

昨年7月30日以来なので、
ちょうど11ヶ月ぶりということになる。

この施設の人間ドックは
標準コースで約63,720円かかる。

前回は9年ぶりの検診であったが、
糖分を摂ることをできる限り避ける

「禁糖」

をおこなったりして、
食生活に注意をしていたことにより
体重が最重の75kgから67kgまで
減ったことが功を奏してか
すべての数値が規定値内に収まっていた。

ところが今回、
中性脂肪、コレステロール、尿酸値が
揃って規定値をはるかに超えていた。

この3種類は接待などで
飲食機会の多かった会社員時代にも
同じように規定値を超えていたものである。

要は一度健康状況が
良くなったにもかかわらず、
再度悪化したということである。

思い当たるフシはある。

前回の結果が良かったから、
多少は摂生を緩めても大丈夫だろう
という気持ちでいたのだ。

食事に制限をつけるというのは
誰にとってもラクではない。

また、酒好きの自分にとって
飲酒をコントロールするのも苦行だ。

体重計には時々乗って、
70kg以上に戻っていないことは確認していた。

禁糖も続けている。

だが、おそらくそれが
すべての免罪符になっていつしか、

チーズたっぷりのパニーニと
コーヒーの朝食が日課のようになり、

家で手間と時間をかけたくないときは
日本産の玉子かけご飯に逃げ、

毎夜のように
ビールとイワシの丸干しで晩酌をする、

というように、
食習慣が乱れていったのである。

「いつでも自分を律することができる。
多少なら厳しさを緩めても大丈夫だろう」

という過信と慢心が
生んだ健康状態の後退である。

一旦禁煙に成功したと考えた人間が、

「少しだけならコントロールできるさ」

と、1本、2本と喫煙することにより
スモーカーに戻る。

一旦ダイエットに成功したと思った
者がほどなくリバウンドして太りはじめる。

その弱さに打ち克つことができるか?

答えは来年のこの時期に出ているだろう。

海外資産運用メールマガジン【国境なき投資戦略】

投資家として、そしてFA(ファイナンシャルアドバイザー)として海外で20年間生き抜いてきた玉利将彦が独特の視点から語る海外投資の極意

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