リヴァプール(Liverpool)。
イギリス・イングランド北西部
マージーサイド州の中心都市である。
サッカープレミアリーグの
真っ赤なユニフォームが
頭に浮かぶ人もいるだろうし、
ビートルズを思い起こす人もいるだろう。
リヴァプールは18世紀以降、
ヨーロッパからアフリカへ日用品や火器を
新大陸からヨーロッパへ砂糖などを持ち込む
「大西洋三角貿易」
において
この北アメリカ・西アフリカをむすぶ
三角貿易の拠点の港湾都市として
中心的な役割を果たしおおいに発展していた。
近隣の都市で
綿織物の世界的な生産地であった
マンチェスターから鉄道で運ばれた
製品を世界に輸出したり、
アメリカとの貿易及び客船業務で
イギリス最大の港に成長した。
最盛期は
約80万人に上る人口を抱えたが、
第2次世界大戦における
ドイツの爆撃と繊維産業の衰退、
そしてイギリス全体の不況により
1950年以降は衰退した。
リヴァプールでは
1970年頃よりスラムの浄化と
再建計画がはじまり、
港湾部の歴史的な施設、
ビートルズゆかりの建物、
街角に配したアート・オブジェなどを
活用した観光開発が進んだ。
18世紀から19世紀の
港湾都市としての姿を残している一部の地区は
「海商都市リヴァプール」
の名で2004年に
ユネスコの世界遺産に登録されている。
マンチェスターとともに
イングランド北部経済振興策(Northern Powerhouse)の
中核的な開発対象になっているリヴァプールは
現在はGBP1,210億の経済規模を誇る都市として再生している。
デジタル、クリエイティブ産業部門では
英国で2番目に速い成長を遂げており
2020年までには更に20%ほどの成長が見込まれている。
また資産管理部門でも
ロンドンに次いで2位の規模を誇り、
GBP130億の資産を運用している。
更に現在リヴァプールでは
GBP3億をかけた港湾の再開発も進んでおり、
計画が完了すればヨーロッパ最大規模の
コンテナ量を扱える港になる。
交通面では
GBP3億4,000万が投じられた
北部鉄道整備計画(Network Rail’s Northern Programme)の
リヴァプール付近の地域が2019年に完成し、
鉄道サービスの速度、限度、信頼性が
大幅に改善され利用客は今の倍になると見込まれている。
また2033年完成予定の
高速鉄道2(HS2-High Speed Rail 2)により、
リヴァプールからロンドンまでの移動所要時間は
現在の約2時間からわずか92分に短縮される。
リヴァプールには
リヴァプール大学を含む3つの大学があり
学生数も66,000人に上る学園都市の側面もある。
今はまだ廉価な賃貸水準は
新規創業企業や中小企業の立地として最適であり、
この分野にはイングランド北部経済振興策投資基金
(Northern Powerhouse Investment Fund-NPIF)から
GBP5億が投資されることが決まっている。
この産業分野が
地域経済に活力を与え、
将来の雇用を増加されると
期待されているのだ。
都市再開発の大規模な投資で
リヴァプールにおける物件の供給は
急速に増加している。
2016年には6
,500戸の住宅が完成したが
これは前年より50%も多い数字だ。
需要も堅調で
リヴァプールの不動産価格は
2016年の6月から9月まで間に
6%の上昇を記録している。
もちろん
賃貸需要も大きく伸びており、
2016年6月までの1年間に6.4%拡大し、
さらたに4年後の2021年までには
16%の成長が見込まれている。
賃貸利回りは7%に近いが
これは近隣のマンチェスターと
同様の状況である。
【ザ・レヴェルズ(The Levels)の特徴】
・リヴァプールCBD及びショッピング街から徒歩5分の距離
・リヴァプールジェームズストリート駅(Liverpool James Street Sta.)から徒歩3分の距離
・リヴァプールの主要駅があるライムストリート(lime Street)まで徒歩15分
・1ベッドルーム及び2ベッドルームのユニット
・契約時に10%及び契約から6週間後に10%の頭金の頭金支払い。完成時に残額の支払い
・表面利回りは最高6.2%
・融資比率(LTV)は最高65%
・面積:631-1244sqf
・価格:USD225,714-USD397,508
・2003年より999年の賃借権
・2018年1月完成予定
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